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OUR STORY北釜で農業を続け、未来へつなぐ。
海岸林に守られた砂地で、野菜づくりが続けられてきた土地があります。 震災を経てもこの地で作物を育て続けることを選び、地域の農業を次の世代へつないでいくために歩んでいます。
北釜と農業
北釜は、名取市南東の沿岸部に位置する地区です。海からの風と砂を海岸林が受け止め、 その内側に広がる砂地で、野菜づくりが営まれてきました。海岸林と農業は、どちらが欠けても成り立たない関係にあります。
水はけのよい砂質土壌は、葉物野菜の栽培に適しています。 この土の性質を活かした野菜づくりが、地域の農業を形づくってきました。
かつてこの地には集落があり、人々は助け合いながら農業と暮らしを築いてきました。 その積み重ねが、いまの北釜の農業の土台になっています。
RESTART震災後の再出発
2011年3月11日の東日本大震災により、北釜地区は津波で大きな被害を受けました。 農地もビニールハウスも農機具も失われ、多くの農家が農業の継続を断念せざるを得ませんでした。
それでも、この土地で農業を続けるという選択がありました。 被災した農家が集まり、農地を集約して、協業による再起を目指してきました。 人が住む場所ではなくなっても、農業が続いていれば「北釜」という地域の名前と営みは残していける。 その考えが、いまも私たちの出発点です。
「持続可能な地域コミュニティの再生」と「地域農業の復興」。 この2つを設立の目的として、私たちは地域農業の再生に取り組んでいます。
NOW & NEXT現在とこれから
現在の私たちの基盤は、青物野菜の生産です。 約140棟のビニールハウスを使い分けながら、小松菜、ゆき菜、山東菜、チンゲン菜などの葉物野菜を 年間を通じて栽培し、仙台市場へ出荷しています。
その一方で、仙台金時芋やジャンボにんにくといった新しい作物の栽培、加工や販売への展開、 地域の生産者や企業との連携にも、段階的に取り組んでいます。 いずれもまだ進めている途中の取り組みですが、育てた作物の価値を、より多くの方へ届けるための挑戦です。
作物を育てることは、人を育て、地域を育てることでもあると考えています。 北釜で受け継がれてきた農業の技術と、この土地で働く人のつながりを、次の世代へ渡していきたいと思っています。
MESSAGE代表メッセージ
ふるさとの希望の畑を、次の世代へ。
私がこの会社を引き受けたのは、単なる経営の立て直しのためではありません。 大津波によって、私たちのふるさとは多くのものを失いました。それでも、この土地に生きてきた誇りと、 これからへの希望を、もう一度この北釜に灯したいと考えたからです。
営農とは、作物を育てるだけの仕事ではありません。人と土地と、過去から未来までをつなぐ営みです。 私たちが耕しているのは、単なる農地ではなく「ふるさとの希望の畑」だと思っています。
なによりも尊いのは、ここで日々続けられている営みと、支え合う人々の気持ちです。 この会社を、持続する力として次の世代に残したい。 あきらめずに残してきた思いを、具体的な形にして、後に続く人たちに託したい。
その思いに共鳴して集まった仲間とともに、この地にもう一度、生きるふるさとを創っていきます。
株式会社名取北釜ファーム
代表取締役 鈴木 英二
PHILOSOPHY経営理念・ビジョン・ミッション
経営理念
- 私たちは、太陽と土の恵みに感謝し自己研鑚を通して、食の安全・安心を消費者に届けます。
- 私たちは、コミュニケーションを通して、次世代へ繋ぐ農業を追求します。
- 私たちは、「新しい農業価値」を創造し、地域・社会に貢献を追求します。
ビジョン
私たちは、経営理念のもと、「絶対良品」「人材育成」「経済」の3つの領域で調和がとれた新しい農業の価値を創造します。
そして、消費者・顧客・地域社会の期待にこたえ、次世代へ北釜農業文化を継承し、永続的に発展する企業を目指します。
当社事業の源となる、柔らかく肥えた土づくりを通して計画栽培を実行する「絶対良品やさい栽培事業」を主力に成長させます。
ミッション
私たちは、宮城県名取市北釜地区の農家の皆さまから、先祖より受け継がれてきた農地をご協力いただき、集約しています。
地域の農家に残る農業文化・技術を次世代へ継承しつつ、世代間交流を通じた人材の育成と、IT管理による標準化を図ります。
そうした企業活動を通じて、持続可能な環境循環型の社会づくりに貢献します。
COMPANY会社概要
| 正式名称 | 株式会社名取北釜ファーム |
|---|---|
| 所在地 | 〒981-1201 宮城県名取市下増田台林644 |
| 電話 / FAX | TEL 022-796-8318 / FAX 022-796-8718 |
| メール | info.kitakamafarm@gmail.com |
| 代表者 | 代表取締役 鈴木 英二 |
| 設立 | 1995年7月3日 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 事業内容 | 農産物の生産、農作業の受託 ほか |
| 主な栽培品目 | 小松菜、ゆき菜、山東菜、チンゲン菜 ほか |
| 農地面積 | 78,119㎡(サッカーグランド約12面) |
| ハウス栽培面積 | 64,984㎡(ビニールハウス約140棟にて栽培) |
| 露地栽培面積 | 13,135㎡ |